建築士は建築士法により、建築物の設計・工事監理を行うことができます。
建築士の資格には設計する建物の種類や大きさなどに応じて、一級建築士、二級建築士、および木造建築士の3種類があり、仕事を請けられる範囲が決まっています。
建築工事に必要な設計図書の作成、その設計図書通りに工事が行われているかを確認する工事監理を行います。

※公益財団法人 建築技術教育普及センターHPより

一般的に建物の設計にかかわる人の呼び方として「建築士」以外にも「設計士」や「建築家」と言った言葉が使われることがあります。
しかしながら、国家資格として認定されているのは「建築士」だけになります。

「設計士」は企業などに所属し設計に関する作業を行う人を指して使われることや、また、設計をする人という大まかな総称として使われることが多いように感じます。
「建築家」は建築士資格を保有する人の中で、意匠面の仕事を重点的に行う人の名称として用いられるケースが多いようです。
一目でそれとわかるような強烈な個性を持ったデザイン建築を手掛けるような建築士をメディアなどで建築家と呼ばれることがあります。
いずれにしても、住まいづくりには「建築士」の資格を持った人が不可欠なので、設計に携わる人が建築士の資格を持っているのかどうかはきちんと確認することが大切です。

建築士会諏訪支部に登録されている建築士(https://www.arcsuwa.com/member)